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2.設立背景・趣旨

. 背景  
 いまから60年程前、近くの田んぼにはたにし、どじょう、小川にはめだかなどの小魚を捕る子供たちの姿があり、6月末頃となるとにぎやかなえど春セミ、小鳥、蛙の声が聞かれ、日が暮れると蛍が飛び交う情景が思いだされる。最近、故郷に帰ってみると自動車、テレビなどもあり都会とあまりかわらない生活なっていたが人家は激減し、すれちがう人もなく、やっと一人の老人と会って話すと高齢化、人工過疎化に悩んでいた。田んぼや畑は荒れており。かにし、どじょう、小魚など探しても見あたらなかった。明治維新以来日本は、欧米文明の合理主義的社会を模倣して社会を築いてきたが、農村おいては先祖代々が耕してきた田畑を荒らし、嫁不足と過疎化に悩む農村の実態を見るにつけ先祖に申し訳わけない。都市においても物質的に豊かな文化生活をしているにもかかわらず、親と子供、教師と生徒、住民相互の間でも人間関係の絆が弱くなり、相互の錬磨・教育がなされない孤独社会になりつつあると心配せざるをえない。科学の進歩に対し利他の精神の衰退を実感するとき、「精神」と「物体」を峻別するデカルト的二元論から出発した近代西欧文化を再考する必要に強く迫られる。 また、日本の自殺者数は8年連続で3万人を超えて交通事故死の4倍以上であり、人口あたりの自殺者数は先進国のトップであり、「自殺大国」である。特に山形県内の自殺者数は2005年404人となり、増加率が全国平均の 5.8 倍で最も高かった事憂慮すべき現象である。これらの問題現代人の自然観、人間観、生死観に関連関連し、さらに自然科学の本質にも密接にかかわり、人類の未来にも影響する重要な問題を含んでいる。20世紀最高の歴史学者A. トインビーは「現代人はどんなことでも知っている。ただ自分を知らないだけである。」という言葉を残している。人間の関心は、機械や物質などの外の世界から人間の体と心の世界、さらに生命の世界へと移り変わらなければならない時になっている事を痛感する。 さらに、A. カレル著(渡部昇一)「人間・この未知なるもの」三笠書房で、「物理学、天文学、化学、機械学等の素晴らしい進歩に比べて、人間に関する知識がずっと遅れているのは祖先に暇がなかったのと、人間が複雑でありすぎるのと、我々の心がそれに向くようにできていないせいなのである。」と述べている。人間は閉じた単純系ではなく、開かれた複雑系であり、無限の可能性を秘めているミクロコスモスとみなされる。

. 趣旨
 我々はこのような人間と自然の相互依存関係を生命論の立場から研究・教育し、人間の真の幸福に寄与するため人間自然学研究所を設立し、共鳴原理に基づいて自分と他者を対話によって共通理解する方法(対話的観測方法)で人間、社会、自然(宇宙)を研究・教育し、その成果を公表する。
具体的には人生観、自然観等調査・研究し、生老病死という人生の四苦を解決し人間の内発的な無限の力を引き出すため農民を含めた様々な関係分野の有識者と粘り強く対話し、共鳴認識できる事を地域住民に公開、教育し、後輩の人材を育成していく事業を行う。




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